2020年3月12日症例
こんにちは。
整体House健康堂の青山です。
今日は、頸椎ヘルニアの改善例についてお話します。
40代男性 5年前に頸椎ヘルニアを発症
首の伸展(上を向く)動作で激痛
キネシオロジーで検査をしますと
頚部の黄色靭帯(脊柱管後面の靭帯)が肥厚しており
脊髄を圧迫しているようです。
そして、この男性の黄色靭帯が肥厚した原因は
カルシウム沈着によるものでした。
なぜカルシウム沈着が起こるのか?
カルシウム沈着は珍しい現象ではありません。
四十肩や五十肩、動脈硬化、心筋梗塞、腎結石などの
原因の一つでもあります。
要因としては、カルシウム不足による
カルシウムパラドックスが考えられます。
【カルシウムパラドックスとは?】
体内のカルシウムは99%が骨と歯に含まれ、1%が血液や細胞内に存在しています。
血液中のカルシウムは、神経伝達や筋肉の収縮など生命の維持に欠かせない重要な役割を担っているため、血液中のカルシウム濃度は常に一定に保たれるようになっています。
カルシウムが足りないと、副甲状腺から副甲状腺ホルモンが分泌されます。このホルモンは骨の中のカルシウムを血液中に送り出して、血液中のカルシウム濃度を維持する働きがあります。
ところが、カルシウム不足が慢性化すると副甲状腺ホルモンが常に分泌され、骨から過剰にカルシウムが送り出されることになり、余分なカルシウムは血管や脳、軟骨など、カルシウムがあっては困るところに入り込みます。
カルシウム不足が、逆にカルシウムの過剰を引き起こし、体内に蓄積されるこの現象を「カルシウム・パラドックス(逆説)」といいます。
カルシウム・パラドックスにより増えたカルシウムが血管の壁にたまると、血管の壁は石灰化し硬くなり動脈硬化になりますし、心臓の冠動脈が石灰化することも多く、心筋梗塞や狭心症の引き金にもなります。
この男性も慢性的なカルシウム不足により
骨から放出されたカルシウムが行き場をなくし
靭帯に沈着した結果、
黄色靭帯の肥厚→脊髄圧迫となっていました。
症状改善のためこのクライアントさんにやってもらったことは
食生活の改善です。
・高タンパク質食+ビタミンC(アスコルビン酸)+低糖質
です。
この結果、約2ヶ月(施術回数5回)で痛みはほぼ消失しました。
身体の不調でお悩みの方は是非ご相談ください。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!
【 営業時間 】平日8:00~18:00 土曜8:00~13:00(日曜・祝日休診)
【 住所 】〒496-0037 愛知県津島市西愛宕町2-115-1 東園ビル1F
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × | × |
※土曜の営業時間は8:00~13:00です。
休診日は、日曜日、祝日、GW、お盆、年末年始、その他当院の都合により休診とする場合があります。
ご迷惑をおかけいたしますがご了承願います。