2020年4月14日コラム
こんにちは。
整体House健康堂です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止により不要不急の外出自粛に留まらず
緊急事態宣言が出され不安な気持ちでいっぱいだと思います。
今回は特に現在妊娠中の方が少しでも不安が解消されればと思い書いてみます。
妊婦さんは特定の感染症(サイトメガロウイルス、トキソプラズマ、風疹ウイルスなど)に
かかると重症化したり、胎児に影響が出ることがあります。
そこで新型コロナウイルスに感染したら?と思うと不安でしょうがないですよね。
ご存知の方もいると思いますが、令和2 年4 月7 日付で、
日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会連名の文書が出されました。
その全文を以下に
↓
妊娠中の皆さまへ
4 月7 日に日本国政府が新型コロナウイルス感染症に対しての非常事態宣言を発出し、皆さ
まのご不安も強いと思います。これまで日本産科婦人科学会は日本産婦人科感染症学会と
連携して、医学的な情報を提供してまいりました。
今後もこの情報にご注目いただくとともに、改めまして基本的なお願いを申し上げます。
妊婦の皆様へ
・妊娠中に新型コロナウイルス感染症にかかる率は一般の方と同じです。
手洗いや人との距離をとる(3 密を防ぐ)などの注意も同じです。日本より多数の感染者を
出している国々で、妊婦が特別にこのウイルスにかかりやすい、という報告はありません。
・幸い、妊娠中の重症化率も一般の方と同じかむしろ低い値が報告されています。
集中治療室入室率なども、人口当たりになおすとむしろ低めの報告がなされています。
・急な帰省分娩の検討はぜひ避けてください。
分娩は予約された数によってその体制が決まっています。特に地方の小規模施設は急に受
け入れる余裕がないところがほとんどなので、移動するほうがリスクになりかねません。
・感染予防のために付加的な医療サービス(立会分娩、面会など)が制限されます。
その施設の方針に従ってください。
・妊婦健診は重要であなたとあなたの赤ちゃんのいのちと健康を守
ることが証明されています。しかし、妊婦健診の間隔を延ばしたり、
超音波検査の回数を減らす、パートナーの立会いをお断りすること
があります。不安な症状がその間にあれば、どうぞ電話などでご相談
ください。
施設全体の感染防御策や担当医の指示に従ってください。
・感染予防のために現在新型コロナウイルスに感染中の方や強く疑
われる方の分娩方法や授乳方法を変えざるを得ないことがあります。
施設ごとに医療資源や、感染防護に使うことができる機材が異なっています。帝王切開を積
極的に行うこともやむを得ない施設が多くなっています。施設の方針をご確認ください。
令和2 年4 月7 日
日本産科婦人科学会理事⾧
木村 正
日本産婦人科医会会⾧
木下勝之
以上。
また、感染症専門医の忽那賢志先生もヤフーニュースで
以下のようにおっしゃってますのでシェアしますね。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200412-00172918/
今は色んなところから情報が入ってきますが、
こういう時は専門医の情報が一番ですよね。
少しでも参考になれば幸いです。
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